ウェブディレクターになろう!その1

ウェブディレクション
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ウェブディレクターになろうと思い、勉強した知識を箇条書き。

ウェブディレクターの役割

ディレクションの理想形

ウェブサイトの構築に必要とされるスキルは多様化・高度化しており、多岐に渡るジャンルのスタッフを統括するディレクターの「マネジメント力」がプロジェクト成功の大きなカギ。

ウェブディレクションの役割とは

  • 成果物を作り上げるだけではなく、クライアントのビジネスを理解し、そのビジネスを成功に導くことも求められている。
  • それを実現するためにディレクションを担当した場合に行わなければならないことは、プロジェクトメンバーで目標を共有して、プロジェクトを進めるための場を作ることであり、さらにはクライアントを含めたプロジェクトメンバーを巻き込んだ「プロジェクトマネジメント」が必要となる。

「マネジメント」と聞くと「管理」という印象が強いが、プロジェクトマネジメントは「プロジェクトをゴールに導くための継続的な場の構築」と考えても良いだろう。
ウェブディレクターはウェブに関する専門知識を十分に備えていることはもちろん、クライアントからの要望に対して常にYESで答えるのではなく、クライアントの最終的な満足のためにあえてNOという、そういった対応ができることも必要だ。
また、当初設定された要件や期日の中で成果を上げることも大切だが、同時にプロジェクトメンバー間でのコミュニケーションを大切にして、柔軟な変化・対応を取れることこそがプロフェッショナルなウェブディレクションだ。

ディレクターが担う6つのマネジメント

プロジェクト進行においてディレクターが担う6つのマネジメント項目がある。

  1. スコープ
    成果物、作業範囲、優先事項の決定をする。
    プロジェクトの目的を達成するために必要な成果物とタスクを定義し、プロジェクト期間を通じて必要に応じてその定義を見直していく。
  2. コスト
    予算、工数、時間(スケジュール)について明確にし、コストの整合性を確保する。
    承認された予算内でプロジェクトを完了させるために、WBS(Work Breakdown Structure:細かい作業に分割した構成図)を定義し、スケジュールを作成しながらコスト見積もりを行う。進捗を確認しつつ、コスト超過しないようにコントロールする。
  3. ヒューマンリソース
    クライアントを含めたプロジェクトメンバー全員の役割を定義する。
    プロジェクトを進めるために必要な人材を確保し、適材適所なスタッフィングを実現する。また進行時にはリソース不足を回避するように調整を行う。
  4. コミュニケーション
    プロジェクト内でどのようにコンセンサスを取るか(意思決定フローの明確化)、ミーティングはどのように行うかを設定する。
    工程ごとに「承認者は誰なのか」を確認しておく。またどのツールをどのように使用するかの検討も必要だ。
  5. リスク
    どのようなリスクがあるのかを事前に想定し、その対策を検討・手配する。
    各工程における進行の遅れ、製作工程における設計ミス・もれなどのリスクを、管理表を作成してチェックし、リスクが発生した場合は対応策(計画)の通りに対応を行う。
  6. クオリティ
    成果物の完成度を設定し、それを達成する。
    成果物が要求と一致しており使用に適している品質を満たすため、クライアントの隠れた要求を引き出した上で問題なく成果物を作り込む。

この6つの項目をマネジメントすることによって、トラブルを未然に防ぎ、プロジェクトを円滑にすすめることが可能となる。

求められるファシリテーション力

クリエイティブ業界でも「ファシリテーション」という言葉を耳にすることが増えてきた。それと同時にプロデューサーやディレクターといったチームの中心になる人にはファシリテーション力が求められるようになってきている。ファシリテーションとは、次のようなものだ。

「会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させるリーダーの持つ能力の1つ」(ファシリテーション-Wikipediaより)

言い換えると、複数の人が集まって行う行動がスムーズにかつ効率よく進められるようにサポートするのがファシリテーションだ。これまでディレクションを担ってきた人にとっては特別なことではなく、普段のプロジェクトメンバーとのコミュニケーションの中で多少なりとも行ってきていることだろう。
結果のみに着目し、発生してしまった問題に後追いで対処するのではなく、プロセスの進め方に着目し、問題が生じないように、また問題が起こったとしてもすぐに処理できる点に重きを置く。そうすることで、プロジェクトから生み出される結果はより良いものになる。
おそらくこういったことはディレクションを担当する人であれば無意識にやっていることかもしれないが、それを明確に意識して行うことが求められる。

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